埼玉の「ところざわサクラタウン」にある武蔵野樹林パークで、チームラボの「どんぐりの森の呼応する生命 the Acorn Forest」を見に行った。
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武蔵野の雑木林を代表するコナラなどの落葉広葉樹の森を、角川武蔵野ミュージアムは武蔵野樹林としている。縄文時代の日本では落葉広葉樹林が広がり、落葉広葉樹林はどんぐりの実がなる樹木で、どんぐり類は縄文人にとっては主要な食料だった。縄文時代の多くの人々は、どんぐりという食料が豊富で、明るくて住みやすいどんぐりの森と共に生きていた。非物質的であるデジタルアートによって「自然が自然のままアートになる」という「Digitized Nature」というアートプロジェクトを行うにあたり、武蔵野のどんぐりの森が、人々の存在によって変化する光のアート空間になるようにと制作。
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会場に入る際には、各人感染対策の為にビニール手袋をつけるのだが、個々のどんぐりのオブジェを触って揺らすことにより、ややわかりにくいが音や、色の変化を楽しむことが出来るしくみ。
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ただ、会場の外に隈研吾氏設計の小さなカフェからや、周囲の道から十分に見ることが出来る。どんぐりに触ったり、森を歩く体験こそ出来ないが、お金を払っている(しかも週末は割り増し!)身としては、いささか不公平感も(苦笑💦)