隈研吾氏設計の角川武蔵野ミュージアムが昨年オープンした。浄水所の跡地を利用し、KADOKAWAと所沢市の共同プロジェクトである「COOL JAPAN FOREST 構想」が立ち上げられ、文化施設、宿泊施設、書籍製造、物流工場、KADOKWAのオフィスによって構成されている。その拠点施設が「ところざわサクラタウン」で、土地面積4万平米。
まずは、美術館、博物館、図書館が融合したと言われている、隈研吾氏の設計による角川武蔵野ミュージアムに行ってみた。とにかくその形、大きさに圧倒される。ぐるっと回ってどこから見ても違う表情になっていて面白い。
花崗岩の中でも模様が強いものとして、中国の山東省から切り出した岩を、割肌仕上げと言う手法により、でこぼこの凹凸をつけている。割肌仕上げにより、天気によって光の変化で表情も変わる。自然の岩や洞窟に居るイメージを。通常、ビルなどでは厚さは3センチの物を使うが、ここでの厚みは7センチ。一枚が約50~70キログラムの重さがあり、約2万枚、10トントラック120台分を使用している。
外のベンチも色も形も個性的になっているが、堅いコンクリートなどではなく、クッションがきいているのにはビックリ。
2階エントランスでは、引き伸ばされた大型パネルの会田誠氏が描いた「疫病退散アマビヱ之図」(2020)が出迎えていた。今後も「コロナ時代のアマビエ」をテーマに、鴻池朋子氏、川島秀明氏、大岩オスカール氏、荒神明香氏らが作品をリレー形式で制作し展示する予定なのだそう。
4階 エディットタウン
編集工学研究所の所長でここの館長の松岡正剛氏が監修している夢の図書館の姿。普通の図書館は均一に陳列してあるが、均一な本棚は人間の脳の構造にあっていない、人間の脳の構造は連想が連想を違い棚のように飛んでいく、そういう構造を本棚にしてくれと、隈研吾氏に依頼。そこで、平面だけでなく奥行きも違い棚化した。
本棚劇場
高さ8メートルの本棚は、本で出来た地層をイメージ。上には木の板を配してより高さを意識するようにしてあり、3万冊を収納可能。KADOKAWAの刊行物のほか、蔵書は、角川書店の創業者である角川源義氏の個人蔵書、沖縄学研究者の外間守善氏、歴史学者の竹内理三氏、文芸評論家の山本健吉氏の個人蔵書を寄贈してもらい、並べている。
昨年末の紅白歌合戦で、YOASOBI が歌った中継場所にもなり、注目を浴びていた。
色々な作家さん名が画面に現れ、QRコードから携帯で感想などを打ち込むと、画面上に現れるしくみになっている。
30分ごとに、プロジェクションマッピングが映し出される。まず、パラパラと本がめくられ・・・
KADOKAWA映画でも有名な「人間の証明」の一部として、松田優作氏や岡田茉莉子氏の顔が本棚に映し出されていた。
「人間の証明」の作者である森村誠一氏の直筆のノートなども展示してあった。
5階の「武蔵野回廊」では、民俗学者の赤坂憲雄が監修・選書した、武蔵野を再発見するための幅広い分野の本を陳列。
「武蔵野ギャラリー」では、武蔵野をテーマとした「武蔵野三万年ことはじめ」と題した展覧会を開催。武蔵野は、三万年の太古から人が住み、中世より歌にも読まれてきたそうで、角川書店の創業者である角川源義氏が50年代に撮影した武蔵野の風景写真や、柳田國男氏や折口信夫氏らの研究も。また、イラストレーター・Toy(e)が描き下ろした武蔵野の巨人「ダイダラボッチ」も展示されており、ジオラマの部分にあるQRコードを携帯で読み込むと、仮想のダイダラボッチが携帯の画面に現れるしくみになっていて面白かった。
併設されている本屋さんも木が配されている。
辺りが暗くなってくると、ライトアップも行われる。
「冬花見」と言われるイルミネーション。ピンク、青、緑など色々と変わっていた。
まずは、美術館、博物館、図書館が融合したと言われている、隈研吾氏の設計による角川武蔵野ミュージアムに行ってみた。とにかくその形、大きさに圧倒される。ぐるっと回ってどこから見ても違う表情になっていて面白い。
高さ30メートルの建物は、巨大な岩の塊に見える。武蔵野台地は地殻のプレートの動きで出来た非常に特別な地形で、武蔵野台地の持つ地殻がそのまま飛び出して来て固まったと言うイメージからなのだそう。日本では、磐座(いわくら)信仰(=神が降りるよりしろ)があり、外国でも聖地は必ず岩に関係している、岩の持っている力をもう一度建築に取り戻したいと言う発想から。
花崗岩の中でも模様が強いものとして、中国の山東省から切り出した岩を、割肌仕上げと言う手法により、でこぼこの凹凸をつけている。割肌仕上げにより、天気によって光の変化で表情も変わる。自然の岩や洞窟に居るイメージを。通常、ビルなどでは厚さは3センチの物を使うが、ここでの厚みは7センチ。一枚が約50~70キログラムの重さがあり、約2万枚、10トントラック120台分を使用している。
耐震建築の為に、通常のコンクリートよりも強度を増し、SRC(鉄骨鉄筋コンクリート造り)の構造で支えている。壁がせり出すオーバーハングにすることによって、石の塊感を出している。
61面体となっており、角を合わせる三角形が非常に多い。コンピューターで計算をして、中国で花崗岩を加工し、どの石がどこに来るかを全部番号をふって日本に持って来た。
外のベンチも色も形も個性的になっているが、堅いコンクリートなどではなく、クッションがきいているのにはビックリ。
2階エントランスでは、引き伸ばされた大型パネルの会田誠氏が描いた「疫病退散アマビヱ之図」(2020)が出迎えていた。今後も「コロナ時代のアマビエ」をテーマに、鴻池朋子氏、川島秀明氏、大岩オスカール氏、荒神明香氏らが作品をリレー形式で制作し展示する予定なのだそう。
4階 エディットタウン
編集工学研究所の所長でここの館長の松岡正剛氏が監修している夢の図書館の姿。普通の図書館は均一に陳列してあるが、均一な本棚は人間の脳の構造にあっていない、人間の脳の構造は連想が連想を違い棚のように飛んでいく、そういう構造を本棚にしてくれと、隈研吾氏に依頼。そこで、平面だけでなく奥行きも違い棚化した。
本棚劇場
高さ8メートルの本棚は、本で出来た地層をイメージ。上には木の板を配してより高さを意識するようにしてあり、3万冊を収納可能。KADOKAWAの刊行物のほか、蔵書は、角川書店の創業者である角川源義氏の個人蔵書、沖縄学研究者の外間守善氏、歴史学者の竹内理三氏、文芸評論家の山本健吉氏の個人蔵書を寄贈してもらい、並べている。
昨年末の紅白歌合戦で、YOASOBI が歌った中継場所にもなり、注目を浴びていた。
色々な作家さん名が画面に現れ、QRコードから携帯で感想などを打ち込むと、画面上に現れるしくみになっている。
30分ごとに、プロジェクションマッピングが映し出される。まず、パラパラと本がめくられ・・・
KADOKAWA映画でも有名な「人間の証明」の一部として、松田優作氏や岡田茉莉子氏の顔が本棚に映し出されていた。
「人間の証明」の作者である森村誠一氏の直筆のノートなども展示してあった。
5階の「武蔵野回廊」では、民俗学者の赤坂憲雄が監修・選書した、武蔵野を再発見するための幅広い分野の本を陳列。
「武蔵野ギャラリー」では、武蔵野をテーマとした「武蔵野三万年ことはじめ」と題した展覧会を開催。武蔵野は、三万年の太古から人が住み、中世より歌にも読まれてきたそうで、角川書店の創業者である角川源義氏が50年代に撮影した武蔵野の風景写真や、柳田國男氏や折口信夫氏らの研究も。また、イラストレーター・Toy(e)が描き下ろした武蔵野の巨人「ダイダラボッチ」も展示されており、ジオラマの部分にあるQRコードを携帯で読み込むと、仮想のダイダラボッチが携帯の画面に現れるしくみになっていて面白かった。
併設されている本屋さんも木が配されている。
辺りが暗くなってくると、ライトアップも行われる。
「冬花見」と言われるイルミネーション。ピンク、青、緑など色々と変わっていた。































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