昨年開業した隈研吾氏設計の「高輪ゲートウェイ駅」は、いつも山手線で通過するものの、降り立ったことがなかったので寄ってみた。
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新駅設置は、山手線では1971年に開業した西日暮里駅以来、京浜東北線では2000年に開業したさいたま新都心駅以来となる。
駅舎は主に鉄骨造で地上3階、地下1階の橋上駅舎。高さは約30メートルあり、1階がホーム、2階が改札・街への出入口・イベントスペース、2・3階に店舗が入る。折り紙を模した大屋根が特徴で、光は透過させつつ熱は遮断する膜構造。照明デザインは面出薫氏が担当。日中は昼白色、夕方からは電球色に調色するのだそう。柔らかい光を配し、暑い空気は抜けるように屋根の下に隙間を作って抜けるようになっている。難しかったのは、樋の雨をどのように流すしつつ風を入れるかと。
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上階への階段の壁なども、木調になっている。
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話題となっていたことのひとつに駅名。JR東日本が行った駅名の公募では、1位が「高輪」で応募数は8,398件、2位が「芝浦」で4,265件、3位が「芝浜」で3,497件、4位が「新品川」と「泉岳寺」で同数の2,422件。正式駅名に採用された「高輪ゲートウェイ」は36件で130位。今後、周辺地区を「グローバルゲートウェイ品川」として開発するらしいが・・・
駅正面看板の駅名のフォントは明朝体。明朝体採用の是非を巡って上述の駅名問題が再燃したとか。
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上階からの眺め。品川のビル群や天王洲アイルが見える。
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周りには何も未だなく、工事現場が広がっている💦 先には三田の方面。背の高い2色のビルは住友不動産三田ツインビル西館。
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今後、JR東日本は周辺地区を「グローバルゲートウェイ品川」として、5000億円を投じて再開発し、オフィスやホテル、商業施設を含む高層ビル7棟を完成させ2024年ごろに駅前の高層ビル群とともに本開業予定。しかしそれまで、コンコースの品川寄りは2020年の暫定開業時には整備されず、本開業の2024年度以降にオープンする予定なのだそう。
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工事現場の壁に、俯瞰の映像があったのだが、この駅舎の周りだけ物凄くスペースが空いているのが良くわかるかと。

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