「素材之花 ー春への兆しー」展を見に。
竹、陶、漆、ガラス、鉄、アクリルなどの素材や、様々な技術による作家9名の作品展。
茂田真史 1985年生まれ。長い歳月を経て存在する鉱物の結晶や岩石をモチーフに陶磁作品を制作。
杉浦功悦 1964年生まれ。竹工芸の分野が、国際的なひとつの芸術表現として認められるよう創作活動をされているとのこと。
竹、陶、漆、ガラス、鉄、アクリルなどの素材や、様々な技術による作家9名の作品展。
茂田真史 1985年生まれ。長い歳月を経て存在する鉱物の結晶や岩石をモチーフに陶磁作品を制作。
「時の偶像」
「Unfilling form」
杉浦功悦 1964年生まれ。竹工芸の分野が、国際的なひとつの芸術表現として認められるよう創作活動をされているとのこと。
タイトルが良くわからない💦 ギャラリーのホームページには「輪舞 dance in circle / 竹」、会場の案内には「渦鳴(うずなり)」となっていて。。。いずれにせよ、私としては、とても気に入った。
鍾雯婷 Chung Wen-Ting 1984年台湾生まれ。四季の景色をテーマに、ニスレジストの技法を用いて、植物のレリーフ模様を施した磁器作品を制作する。多数の受賞歴を持ち、作品は台北鴬歌陶磁博物館、台北故宮博物院等にも収蔵されている。
ニスレジストとは:合金鋳鉄の一種で、成分・材質としてはFe(鉄)のほかに、クロム、ニッケル、銅を主体にした合金。 高温環境での耐熱性、耐食性が安定しており、600℃以下の環境で使われることがある。
左奥:「落葉雨」 右奥:「銀の葉」 手前:「透明花」
靏林舞衣 光の彩シリーズ。色ガラスの調合と宙吹き技法、カット技法、手磨きによって、ガラス独特の色彩や透明感、輝きの美しさを追求されている。
土岐謙次 1969年生まれ。3Dプリンタを使った漆造形作品の制作を行う。コンピューテーショナルデザインによる乾漆作品を国内外で発表し、建築構造家との共同で乾漆の強度実験を行うなど、古くて新しい漆の可能性を追求。作品は、メトロポリタン美術館、ヴィクトリア&アルバート博物館、カナダ歴史博物館等に収蔵されている。
「七宝紋胎乾漆透器白溜」
TOKITOKOLO 上記の漆造形家 / 土岐謙次氏(Kenji Toki)と美術家 / 野老朝雄(Asao Tokolo)によるアートユニット。2014年結成。「1000年先の未来へ作品を届ける」を主題に、文様をモチーフとした漆による表現を行う。
野老朝雄氏は1969年東京都生まれ。「繋げる事」をテーマに紋様の制作を始め、美術、建築、デザインの境界領域で活動を続ける。単純な幾何学原理に基づいて定規やコンパスで再現可能な紋と紋様の制作や、同様の原理を応用した立体物の設計・制作も行なっている。主な作品に、大名古屋ビルヂング下層部ファ サードガラスパターン、東京 2020 オリンピック・パラリンピックエンブレム、大手町パークビルディングのための屋外彫刻作品など。
野老朝雄氏は1969年東京都生まれ。「繋げる事」をテーマに紋様の制作を始め、美術、建築、デザインの境界領域で活動を続ける。単純な幾何学原理に基づいて定規やコンパスで再現可能な紋と紋様の制作や、同様の原理を応用した立体物の設計・制作も行なっている。主な作品に、大名古屋ビルヂング下層部ファ サードガラスパターン、東京 2020 オリンピック・パラリンピックエンブレム、大手町パークビルディングのための屋外彫刻作品など。
「土岐野老組市松紋様乾漆珠玉」
「TOKITOKOLO URUSHI RHOMBUS WORK」
古井彩夏 1988年生まれ。鉄やステンレスのイメージとは相反する軽やかさとともに、繰り返されるリズムが有機的なフォルムが特徴。
「亜熱帯」
三木瑛子 1986年生まれ。金属の自由な造形に惹かれ、糸やフェルト等、異素材とも組合せながら作品を制作。
「Segment」
「コカの葉 Leaf of Coca」南米コロンビア北部を旅行した際、先住民が伝統を守りながら暮らしており、彼らにとってコカは大切な儀式に使う植物であり、高山病にも効く薬だった。コカの木を見た時、麻薬のイメージの強いコカの本当の姿は、人工的に薬物を加えられて全く違う形になってしまう前は、平和で穏やかな植物で、他の植物とも変わりのない人間との物語があることに気づかされたとのこと。
確かに、ペルーでも高山病対策としてコカ茶を飲ませてもらった(その様子は こちら)
山本努 1980年生まれ。光、影、波といった揺らぎを持つ様々な自然現象と、人とのあいだに繋がりを見出そうとする中で作品を制作。
「Line4」「Line5」「Line1」 2020
「interbeing moon kakishibu」 2020
「interbeing_drop May23, 2020」
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