GINZA SIX の吹き抜けには、世界的アーティスト達の色々な作品がディスプレイされるので、楽しみにしているのだが、今回は名和晃平氏によるインスタレーション「Metamorphosis Garden(変容の庭)」。予定では、来年の春までの1年間、ここにディスプレイされることになる。
雲の底は平らになっていて、下から見上げると、海の中から島々を見上げているような印象も受けるが、その光景は水面をイメージさせる意図があり、地球温暖化における海面上昇の問題なども問いかけているのだそう。
GINZA SIXの中央吹き抜け空間では、これまでに草間彌生、ダニエル・ビュレン、ニコラ・ビュフ、塩田千春、クラウス・ハーパニエミ、吉岡徳仁と世界で活躍するアーティストの作品を展示している。オープニング当時の2017年から2019年春までは日本に居なかったので、最初の3作品を見ることは出来なかったのだが、以降の作品である塩田千春氏の作品はクラウス・ハーパニエミ氏の作品は吉岡徳仁氏の作品は
名和晃平氏の作品も好きで、何度も目にしているので備忘録として:
違う角度から
4階部分の高さに合わせて不定形の島々や、「エーテル Ether」と呼ばれる噴き上がる雫が浮かんでいる。明治神宮の「神宮の杜芸術祝祭」(2020)でもモチーフとしていた(その様子は こちら)神の使いに見立てた「神鹿 Trans-Deer」が中央で振り返っている。島々は日本神話における「国生み神話」などの意味も含んでおり、その島々はセラミックの一種であるアルミナ、上昇する水滴状の「エーテル Ether」はマイクロビーズと異なる素材で作られ、お互い補完しながら成立する生態系の性質を素材にも反映しているのだそう。
上から見ると、より浮かんでいるように見える。
名和氏曰く、「昨年の春より作品のコンセプトを考えており、当初はオリンピックの後ということもあり祝祭的なイメージを考えていたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、何をつくるべきかを改めて考えた。そのうえで、どんな状況であっても、自分が表現できるものとして制作した」とのこと。
雲の底は平らになっていて、下から見上げると、海の中から島々を見上げているような印象も受けるが、その光景は水面をイメージさせる意図があり、地球温暖化における海面上昇の問題なども問いかけているのだそう。
GINZA SIXの中央吹き抜け空間では、これまでに草間彌生、ダニエル・ビュレン、ニコラ・ビュフ、塩田千春、クラウス・ハーパニエミ、吉岡徳仁と世界で活躍するアーティストの作品を展示している。オープニング当時の2017年から2019年春までは日本に居なかったので、最初の3作品を見ることは出来なかったのだが、以降の作品である塩田千春氏の作品はクラウス・ハーパニエミ氏の作品は吉岡徳仁氏の作品は
中性洗剤の泡で表現した2013年のあいちトリエンナーレでの作品
2014年の原美術館のコレクション展でのバンビ一昨年のW杯ラグビー開催のイベントの一環であるクリエイターズユナイトでの選手の画像とのコラボ
昨年の FUROSHIKI TOKYO展での風呂敷のデザイン
スパイラルで行われた OKETA COLLECTION 展でのガラスビーズで覆われた鹿
表参道のGYRE GALLERYでの個展
前述したが、明治神宮で開催されている神宮の杜芸術祝祭 野外彫刻展 ”天空海闊” での「White Deer (Meiji Jingu) 」や、本殿手前の南神門にある「鳳凰 Ho / Oh」
名和氏が学生時代に撮った写真展
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