リタ・アッカーマン Rita Ackermann 氏、アンドロ・ウェクア Andro Wekua 氏による二人展。2人はソヴィエト理想主義の崩壊、体制下における抑圧、90年代に東側諸国からの亡命、移民としての経験を共有している。
リタ・アッカーマン 氏の作品にはハンガリーでの時間を連想させる要素はあまり見られず1980年代から今に至るまでのアメリカでの体験が色濃く見られる。自由に手で直接絵の具を配し、大胆にオイルスティック使い、チョークで曲がりくねったドローイングを描いている。
「Do’s and Don’ts (すべきこと、すべきでないこと)」とタイトルづけされた作品群(2008-2009年)では、彼女はまず雑誌、本のコピーに掲載されるモンタージュの切り抜きでキャンバスを構成し、そこにグラファイトとオイルクレヨンによる線、シルエット、テクスチャーを足していくことで引用されたイメージと彼女自身の生み出したイメージとの境目をあやふやにしていくと言う手法とのこと。
「DO'S AND DON'TS NURSES (PICNIC AT HANGING ROCK)」2009
「DO'S AND DON'TS NURSES (UNITED)」2008-2009 (画像はちょっとピンボケ💦)
「In Orange Light, after Mama, Immortal Spirit」2021
アンドロ・ウェクア 氏の作品制作は動物、ヤシの木、物思いに沈む青年、見放された場所のイメージのコラージュから始まり、鮮やかなピンク、紫、アシッドイエロー、ターコイズ、マゼンタの層の下へと消え、変容していく。
場所:ファーガス・マカフリー東京
会期:5月1日~7月31日’21(延長)

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リタ・アッカーマン 氏の作品にはハンガリーでの時間を連想させる要素はあまり見られず1980年代から今に至るまでのアメリカでの体験が色濃く見られる。自由に手で直接絵の具を配し、大胆にオイルスティック使い、チョークで曲がりくねったドローイングを描いている。
「Do’s and Don’ts (すべきこと、すべきでないこと)」とタイトルづけされた作品群(2008-2009年)では、彼女はまず雑誌、本のコピーに掲載されるモンタージュの切り抜きでキャンバスを構成し、そこにグラファイトとオイルクレヨンによる線、シルエット、テクスチャーを足していくことで引用されたイメージと彼女自身の生み出したイメージとの境目をあやふやにしていくと言う手法とのこと。
「DO'S AND DON'TS NURSES (PICNIC AT HANGING ROCK)」2009
「DO'S AND DON'TS NURSES (UNITED)」2008-2009 (画像はちょっとピンボケ💦)
「In Orange Light, after Mama, Immortal Spirit」2021
アンドロ・ウェクア 氏の作品制作は動物、ヤシの木、物思いに沈む青年、見放された場所のイメージのコラージュから始まり、鮮やかなピンク、紫、アシッドイエロー、ターコイズ、マゼンタの層の下へと消え、変容していく。
「Fans」2019
「Cherry Blossoms」2020
「A. Portrait Back」2018
「W. Portrait II」2017
「Ohne Titel」2020
場所:ファーガス・マカフリー東京
会期:5月1日~7月31日’21(延長)

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