淺井裕介氏と高山夏希氏によって結成された「howra」。かつて池袋モンパルナスと呼ばれたエリア(千早町・椎名町・南長崎)に偶然にも集まった淺井裕介氏、高山夏希氏、松井えり菜氏、村山悟郎氏により、アーティストコレクティブ「パルナソスの池」が結成され、そこから派生したユニット。
「howra」による初個展となる「偶然の地層の上に」。
「パルナソスの池」は、ギリシャにあるパルナッソス山に由来。パルナッソスが長だった都市があり、土砂降りの雨による洪水に見舞われたが、市民は狼達の遠吠えで危機を察し避難。生き残った者達で町を再興し、リューコレイア(ギリシャ語で「狼の遠吠え」)と名付けた。高山氏のアトリエに淺井氏が訪れると、土砂降りの雨が続いたことから、神話の物語のイメージを重ね、「howring in the rain」の略から「howra」と名付けたとのこと。
1階~3階までの各フロアの壁が異なる演出も面白い。
1階正面の壁面には、絵の具だけでなく、陶器の破片まで付いていた。
淺井氏も高山氏も絵画を主軸とされているが、淺井氏は土や鹿の血などの自然物を使って制作するなど自然の素材から変容させていくのに対し、高山氏は複数の色の絵の具を盛り積層させて削るなど、彫刻的な手法を用いて制作しておられる。
大作を含むキャンバス作品・ドローイング・セラミック作品など、ひとつひとつ全ての作品を共同で制作されたとは面白い試みだなと。
「howra」による初個展となる「偶然の地層の上に」。
「パルナソスの池」は、ギリシャにあるパルナッソス山に由来。パルナッソスが長だった都市があり、土砂降りの雨による洪水に見舞われたが、市民は狼達の遠吠えで危機を察し避難。生き残った者達で町を再興し、リューコレイア(ギリシャ語で「狼の遠吠え」)と名付けた。高山氏のアトリエに淺井氏が訪れると、土砂降りの雨が続いたことから、神話の物語のイメージを重ね、「howring in the rain」の略から「howra」と名付けたとのこと。
1階~3階までの各フロアの壁が異なる演出も面白い。
1階正面の壁面には、絵の具だけでなく、陶器の破片まで付いていた。
淺井氏も高山氏も絵画を主軸とされているが、淺井氏は土や鹿の血などの自然物を使って制作するなど自然の素材から変容させていくのに対し、高山氏は複数の色の絵の具を盛り積層させて削るなど、彫刻的な手法を用いて制作しておられる。
大作を含むキャンバス作品・ドローイング・セラミック作品など、ひとつひとつ全ての作品を共同で制作されたとは面白い試みだなと。
以前に見た淺井裕介氏の作品は :
そのほかにも、追って記事にするが、代々木公園のパブリックアートもある。
会場:ユーカリオ
会期:5月14日~6月6日’21
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