「パビリオントウキョウ 2021」なるイベントが始まった。
オリンピック・パラリンピックが開催される東京を文化の面から盛り上げるための公募を行い、国内外から応募のあった 2,436 件から選定した 13 の企画を実施する「Tokyo Tokyo FESTIVALスペシャル 13 」なるものが発足。そのひとつのイベントとして出来たのが「パビリオン・トウキョウ 2021」。
パビリオンクリエーターとしての8名と、特別参加の1名のアーティストによる9カ所のパビリオンが2ヶ月あまりの間に公開されているので、まずは草間彌生さんのイベントに行ってみた。
「オブリタレーションルーム」
まずは入ってすぐのダイニングキッチン。冷蔵庫、電子レンジ、ポット、ふきん、食器、、、何でも。
リビングにはソファーやテレビ。
隣には和室まであるのだが、そこに居たる途中には、盆栽?まである。
ちゃんとした畳に床の間にすだれに扇風機まであり全部真っ白。
ひとり大小取り混ぜた14個のカラフルな丸いシールを自由に貼っていくのは、大人も子供も楽しめる。
コンセプトの着想は草間彌生氏だが、実際にこの白い部屋を監修されたのは、別パビリオンでご自身の作品を発表されている藤原徹平氏とのこと。
60日余りの会期となっているが、私が訪れた時は未だ始まって11日目で、これだけのシールが貼られていたので、会期終わり頃には、どのようにこれらの部屋が変わっているだろう。出来れば終盤にまた見に行ってみたいなと。
場所 : 渋谷区役所 第二美竹分庁舎
会期 : 7月1日〜9月5日’21
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オリンピック・パラリンピックが開催される東京を文化の面から盛り上げるための公募を行い、国内外から応募のあった 2,436 件から選定した 13 の企画を実施する「Tokyo Tokyo FESTIVALスペシャル 13 」なるものが発足。そのひとつのイベントとして出来たのが「パビリオン・トウキョウ 2021」。
パビリオンクリエーターとしての8名と、特別参加の1名のアーティストによる9カ所のパビリオンが2ヶ月あまりの間に公開されているので、まずは草間彌生さんのイベントに行ってみた。
「オブリタレーションルーム」
部屋に入る外側から始まり、床、壁、そしてその中に配置された全ての小物までが白に塗られた部屋に、鑑賞者が色の丸いシールを貼っていく参加型インスタレーション。会期を通して水玉で埋め尽くされ、次第に部屋が「消滅」していくと言うしくみ。「オブリタレーション=自己消滅」とは、草間彌生にとって 1960年代からの長年のテーマで、水玉が身体や空間を覆うことで、自身の身体も他者もすべてが水玉の中に消えていく。草間彌生美術館では、同様の作業として、真っ白な部屋に造花を貼ったのだが、今回は色々な色の丸いシールだった。花の時の様子は:
リビングにはソファーやテレビ。
隣には和室まであるのだが、そこに居たる途中には、盆栽?まである。
ちゃんとした畳に床の間にすだれに扇風機まであり全部真っ白。
ひとり大小取り混ぜた14個のカラフルな丸いシールを自由に貼っていくのは、大人も子供も楽しめる。
たとえば、身体じゅうに水玉をつける。それから、バックもすべて水玉模様にしてしまう。それがセルフ・オブリタレーション(自己消滅)。あるいは、馬に水玉をいっぱいつけて、バックも水玉にすると、馬のフォルムが消えて水玉と同化してしまう。馬の塊が永遠なものに同化していく。そうすると、私自身もオブリタレイトする。
草間彌生『無限の網-草間彌生自伝』2012年
コンセプトの着想は草間彌生氏だが、実際にこの白い部屋を監修されたのは、別パビリオンでご自身の作品を発表されている藤原徹平氏とのこと。
60日余りの会期となっているが、私が訪れた時は未だ始まって11日目で、これだけのシールが貼られていたので、会期終わり頃には、どのようにこれらの部屋が変わっているだろう。出来れば終盤にまた見に行ってみたいなと。
場所 : 渋谷区役所 第二美竹分庁舎
会期 : 7月1日〜9月5日’21
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