オリンピック・パラリンピックが開催される東京を文化の面から盛り上げるための公募を行い、国内外から応募のあった 2,436 件から選定した 13 の企画を実施する「Tokyo Tokyo FESTIVALスペシャル 13 」なるものが発足。そのひとつのイベントとして出来たのが「パビリオン・トウキョウ 2021」。
パビリオンクリエーターとしての8名と、特別参加の1名のアーティストによる9カ所のパビリオンが2ヶ月あまりの間に公開されている。

そのうちの一人、藤本壮介氏のパブリックアート「Cloud pavilion(雲のパビリオン)」は、 2カ所で公開されている。
世界中の様々な国や地域や状況の上に浮かぶ「世界の大屋根」のような存在である雲にインスピレーションを受けて、「全ての人のための場所」というコンセプトのもと、多様性と寛容性を象徴する場所として考案とのこと。

代々木公園 パノラマ広場付近
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高輪ゲートウェイ駅
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外観があるが壁はなく、しかし内部空間は存在する。しかもその空間は三次元的に非常に複雑でダイナミック。建築では絶対に実現できない、しかし建築的な何かがあるように感じさせる存在が雲なのです。
藤本壮介

場所 : 代々木公園、高輪ゲートウェイ駅構内
会期 : 7月1日〜9月5日’21

他の会場の様子は: