オリンピック・パラリンピックが開催される東京を文化の面から盛り上げるため 13
の企画を実施する「Tokyo Tokyo FESTIVALスペシャル 13
」。そのひとつのイベントとして出来たのが「パビリオン・トウキョウ 2021」。パビリオンクリエーターとしての 8名と、特別参加の 1名のアーティストによる 9カ所のパビリオンが2ヶ月あまりの間に公開されている。
そのうちの一人、藤原徹平氏の「ストリートガーデンシアター」を。現在は工事中のこどもの城と、そしてその前にある岡本太郎氏の「こどもの樹」との間に展開している。
そのうちの一人、藤原徹平氏の「ストリートガーデンシアター」を。現在は工事中のこどもの城と、そしてその前にある岡本太郎氏の「こどもの樹」との間に展開している。
2018年当初、演劇のルーツとしての道の歴史に着目し「劇場のような道」というテーマでパビリオンを設計・構想していたが、新型コロナウイルス感染症による世界の急激な変化に伴い、プランを一新。江戸から脈々と受け継がれてきた園芸文化を東京のレガシーとして提示する「植物と人のための劇場」をつくることにしたのだとか。
「植木梁」と名付けられた植木鉢を載せた梁は、構造体であり、植物の居場所をつくる小さな建築であり、人が都市で腰を休めるファニチャーでもあるとし、野菜や雑草や花やハーブなど様々な植物が植えられている。
植木は、東京という都市の最小スケールの秩序と言ってもよいかもしれません。このパビリオンを通じて、東京の植物と道にまつわる物語を提示しようと思います。
藤原徹平
場所 : 旧こどもの城前
会期 : 7月1日〜9月5日’21
他の会場の様子は:
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