オリンピック・パラリンピックが開催される東京を文化の面から盛り上げるための公募を行い、国内外から応募のあった 2,436 件から選定した 13 の企画を実施する「Tokyo Tokyo FESTIVALスペシャル 13 」なるものが発足。

そのひとつのイベントとして「TOKYO SENTO Festival 2020」がある。伝統的な人々の憩いの場・コミュニティーである日本独自の銭湯文化を世界に発信し、2021年の東京を多くの人々とともに盛り上げるアートプロジェクト。東京都内約500ヶ所の銭湯が参加し、暖簾アートが披露され、スタンプラリーにより特製てぬぐいがもらえるなど。そして、4つの銭湯が銭湯アート会場として各一日の所定の時間だけ一般公開していたので、銀座金春湯に行ってみた。
銀座に銭湯?とビックリしたのだが、中央通りの1本裏側のビルの一階にある! 創業は江戸時代の1863年。
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入り口には五輪に基づいた金魚のはりぼてが迎えてくれる。
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「テルマエロマエ」で有名なヤマザキマリさんの暖簾がかかる。ヤマザキマリさんのアートプロジェクトの銭湯もあったのだが、既に公開の日は済んでしまっていて・・・💦
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普通に番台もある! 2階分の吹き抜けになっている天井は格天井。
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大正時代からの神棚がある。女湯側には、凄くレトロなドライヤーが今も現役だったりする!
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右側が男湯、左側が女湯。天井は抜けていて、双方のペンキ絵などが鑑賞できるようになっている。
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男女湯のそれぞれには、大原大次郎氏の「湯覧線」と言うペンキ絵とプロジェクションマッピングのコラボの作品を見ることが出来る。
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女湯側
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男湯側の九谷焼のタイル
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浴槽はジャグジーに。男女共にある鯉のタイル絵は「1年12ヶ月来い来い」と言うことなのだそう。
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昔ながらの銭湯、しかも銀座にある銭湯を見学できた上、アートプロジェクトも楽しめて、面白かった。

場所 : 金春湯
会期 : 8月1日’21 のみ